キャビテーションとは?

一言で例えると、“メスを使わない脂肪吸引”。
超音波をあてることで、気になる脂肪にアプローチ!
短時間で驚きの効果を実感できます。
筋肉が少なく体脂肪が気になる方でも集中的にトリートメントすることで、痩せたい箇所に効率的に働きかけます。
・・ポイント・・
「脂肪細胞自体へ働きかけます」脂肪組織そのものを超音波を使って分解!
「リバウンドの心配なし!」の時代へ!(脂肪細胞の「数」が減ります)
「部分痩せ」が可能に!(キャビテーションによる脂肪溶解の即効性)
「頑固な硬いセルライト」にアプローチ!(超音波を体内に集中させ硬く冷えた脂肪を分解)

超音波キャビテーション(空洞現象)とは?

キャビテーションとは、空洞現象とも言われ、液体の流れの中で圧力差により短時間に泡の発生と消滅が起きる物理現象のことを言います。

超音波は、人の耳に聞こえない高い周波数の音波です。この音の波を液体にあてると、液体が揺さぶられ、局所的に圧力の高い部分と低い部分ができます。
圧力の低い部分では液体の中に小さな真空の空洞(気泡)が発生し、またその気泡が破裂します。
これが超音波キャビテーションです。

エステや医療機関で行われるキャビテーショントリートメントとは、この気泡の破裂の衝撃によって脂肪の燃焼を促進する痩身法です。

キャビテーショントリートメントの作用

超音波キャビテーションで痩身をする仕組み

痩身エステに使われる超音波を施術箇所にあてると、1秒間に28,000〜40,000回の振動を作ります。これをにより脂肪細胞とその間質液に気泡が発生、そして消滅します。この気泡の発生と消滅はものすごい早さで繰り返されます。これにより泡と泡の間に圧力差がうまれキャビテーション(空洞現象)が引き起こされます。

この圧力に耐えきれなくなった泡が破裂、またその破裂の衝撃波により脂肪組織に揺らぎが生じます。
これにより効率よく脂肪が燃焼されます。
肥大化し、凝り固まった脂肪やセルライトでも、脂肪の排出が促進されほぐれやすくなります。

超音波の種類によっても作用に違いがあります。

旧来のエステ用超音波機器に多く見られるのは、周波数が1〜3MHz。
この様な高周波は主に表皮組織の層に働きかけるため、フェイシャルスキンケアなどで使われています。

それに対し、近年登場したボディケア用の超音波機器は18〜40KHzの低周波を使用しています。これは更に深い脂肪層に到達します。このため、ダイエットなどのケアに使われています。

キャビテーションが有効に作用するために

脂肪を温めてからキャビテーションを行う

右のグラフは超音波キャビテーション施術部位の脂肪層でのキャビテーションの深度と気泡の数を温度別に表示したグラフです。
こちらから下の2つの事が読み取れます。

1.温度の上昇とともに脂肪細胞の泡の数も一緒に増加
2.泡の数は40℃を超えると一気に増え、キャビテーション深度は70℃まで穏やかに弱まる

つまり、キャビテーションの効果を高めるためには、脂肪を温めることが大切なのです。

飽和脂肪は熱を加えると溶解し、液体になる

→粘度が下がり空洞現象が起きやすくなる

バターやマーガリンでご存知のように、脂肪が固まっていると泡立てづらくなりますが、温めて溶かすと、泡立ちやすくなります。皮膚下の脂肪層もこれと同様です。

解決策として…ラジオ派(RF)の併用
運動等で体温を高めることはできますが、エステサロンなどで施術を行う場合には難しい事。
その場合は、ラジオ波(RF)機器などを利用すると施術箇所を局所的に40℃以上に高めることができますので、その後でキャビテーションを行うとよりキャビテーションが有効に作用します。。